■沖縄県産業教育センターでの3Dプリンタ研修初日。
講師サポート役でした。受講生は、工業高校、商業高校の先生方10名。懐かしき我が母校の先生も参加。いくつかの学校はすでに3Dプリンタを導入していて、去年導入したけど使うのはこれからというところも。

使用3D CADは、TINKER CADというクラウド版のもの。あのオートデスクが無償で提供している。アメリカを中心に行われているSTEM教育という理系とものづくりを一緒にしたような教育方式で利用されている、主に子供向けの3D CAD。
クラウド版なので誰でもいつでも無料で利用できるのが特徴。学校教育にはもってこいのソフト。
これを、まず学校の先生方が覚えていただいて、各学校で子供達に教えて広めることを目的とした研修です。
今日やったのはイニシャル入りのキーホルダーの作成から3Dプリンタでの造形まで。私と牧山先生の3Dプリンタを使っても10名分は、意外と時間がかかる。小さく作りすぎたり、文字が宙に浮いて失敗したりと試行錯誤の結果、時間内に終わったのは約半分だけ。残りは明日。

印刷中はいろんな話ができ、、全国学力テストテストで、なぜ小学生は平均以上なのに中学生は最下位なのか、とか、ラズパイやarduinoを教材として取り入れ始めている、など、真面目な先生が多く、知的な話で、久しぶりに刺激的な会話ができた。
こういう会話は、めんどくさくても好きだ。

■県産業教育センター講習2日目
ダウンロードした3D素材をマーキーでフィラメントに色づけしながら印刷造形。
印刷後に色付けではなく、印刷中にフィラメントに色付けして印刷造形。
白単色での造形に比べて、色がついた途端、「きゃー可愛い」の合唱が響く。ピンクのハート型を造形した男性教員も歓声に囲まれてご満悦。まるで幼稚園の塗り絵の時間!(^^)!
「形」に「色」が加わると大いに前頭葉を刺激するようだ。女性の先生方がとても積極的で、貪欲にスキルを習得しようとしているのには驚いた。3Dプリンタは、ちょっとしたコツで女性でも容易に操作ができる。用途にもよるが、一面、手芸や手先の器用な女性向きの道具なのかもしれない。
沖縄は子供の貧困率が高くシングルマザーも多い。3Dの技術は、手に職をつける時の1つの選択肢だと思う。

今回は離島からも受講生があった。デジタル技術は場所を超えるので是非離島の子供達にも技術を伝えて欲しい。
すでに3Dプリンタが導入されている学校が3校もあったので、特に熱心な先生が集まったような気がする。
中部のある高校の先生は、普通高校ながらIT教育にとくに熱心で、プログラミングも2Dデザインも3Dデザインもこなす。3Dプリンタも4台導入しており、こういう先生がいれば心強い。今後が楽しみである。
何年か本講座をサポートしているが、一番の鍵は人材かいるかとうか。
いくらプリンタだけ導入しても、扱える先生がおらず、適切にサポートできる業者かいなければ、邪魔なだけの箱にすぎない。
まずは使える教員をいかにか養成するのか? これは喫緊の課題だと思う。
デジタルのものづくりはキャッチアップが速い。日本の職人芸は一朝一夕にはできないが、中国や台湾、アジアはデジタルで追いつこうとカバーしている。アジアの製品はもはや安かろう悪かろうではない。
そんなことも考えさせられる楽しい時間であった。

マーキーで色受けしながらの造形

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7月23日(2016)沖縄県男女共同参画センター「てぃるる」にて開催されました「3Dプリンタ実務利用展示会&セミナー」は、約60名の参加者で盛況のうちに幕を閉じました。
沖縄タイムス、琉球新報に告知記事を掲載いただき多くの来場者に繋がりました、また、お堅いタイトルにも関わらずほぼビジネスパーソンの方々に参加いただきました。
そろそろ業務に活用できるのではとのヒントを求めて参加された方が多かったように思います。特に建築系の参加が多かったのも今回の特徴です。
従来のマニア中心のイベントからビジネス向けに一歩進みだし、それが一定の集客を確保できることを証明できたのではと思います。
今回の展示会はポケモンGOの日本での公開と重なったこともあってか、いわゆる親子連れが皆無というのも大きな特徴です。従来は親子連れが半数以上を占めることが殆んどでした。

 

■セミナーは、当会会長の牧山博士(サイテクカレッジ沖縄那覇校情報専任講師、国際大学グローバル・コミュニケーションセンター(GLOCOM)客員研究員)の

「新しい小規模製造と3Dプリンタ」。

セミナーの直前からどっと多くの来場者が訪れ、用意した席はほぼ満席となりました。

話のあらすじは以下の通り

・最初に、3Dプリンタの概要のお話。世界の主流は卓上型の30万円以下の3Dプリンタ。ほんの5、6年前までは1千万円近くしたが、特許切れとオープンソース化によって誰でも3Dプリンタを製造できるようになり、あっという間に低価格に。
・単に価格が安くなっただけではなく、フィラメント(樹脂素材)も新しく様々なものが開発され、素材の進化とプリンタの進化の相乗効果でイノベーションがおこり急速に進化している。
・そのため応用範囲も拡大し、プラスチック樹脂だけではなく、食物素材のフードプリンタ、再生医療などの医療分野、コンクリートに樹脂を混ぜた大型のコンクリートプリンタなど、様々な分野で活躍を初めている。

・製造業においては、これまでの試作品にとどまらず、

・治具のプリントや、
・プレス加工用のエンジニアリングプラスチックとしの実利用も始まり、1000個程度のプレス加工であれば十分な性能を発揮することが金型事業者により報告されている。
・3Dプリンタは、大量生産には向かない。大量生産は従来の金型を中心とした製造業で行う。3Dプリンタは、少量多品種や個別カスタマイズの製造に向いている。
・少量多品種の製造業は、これからビジネスとして発展するだろう。

■沖成コンサルタント、橋梁模型製作事例発表

続いて株式会社 沖成コンサルタントの宮城氏のライトニングトークがあり、延長80mの橋梁工事の1/150の大型モデル(地形の印刷もあり)の3Dプリンタによる製作事例が発表されました。製作目的は住民説明会やプレゼン用途。製作期間約1ヶ月、初めての制作であり試行錯誤の連続であったが説明用に取り外し可能に制作したことなどが語られました。
長さ1m強の橋梁模型の展示物は、小物がほとんどの3Dプリンタ製作物の中で、他を圧倒する迫力を与え、見る者の驚きを誘う出来栄えでした。

■各ブース展示

その他、展示ブースでは、
・タイガー産業株式会社の建築資材の模型やキャラクターもののカスタマイズ、
・ヤマト2199のメカニックデザイナーの玉盛氏は、ロボット展示とその筐体展示、
・IoTやゲーム開発のバッカム株式会社は、高性能3Dプリンタによるゲーム用のアイテムなどが出展されました。
今回の展示会とセミナーを通じて、参加者の多くは、いよいよ3Dプリンタが実用段階にあることを実感できたのではないかと自負しております。

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3Dプリンタ実務利用展示会 2016/07/23 「てぃるる」にて

「3Dプリンタ実務利用展示会」
日時:7月23日(土) 午前11時から午後5時
場所:男女共同参画センター「てぃるる」(研修室1(3F))
主催:3Dプリンタ沖縄ユーザー会
共催:株式会社 夢づくり沖縄

出展企業 5社+1団体(展示会無料)

セミナー 2時から3時
講師 GLOCOM客員研究員の牧山博士(サイテクカレッジ那覇校情報専任講師)
演題「新しい小規模製造と3Dプリンタ」
■3Dプリンタは小回りの利く中小零細企業の企画・アイデアを「安く早く」「形」にし、オリジナルの高付加価値を生み出す道具です。

3Dプリンタブームが生まれて4年目、一時の過熱気味な熱気は過ぎたものの、着実にマニアから企業などへの浸透が生まれ始めています。
特に、中小企業においては商品企画、試作品製作のコストを大幅に削減する絶好の手段となりえます。現に、これまで本土や外部に委託していたプラント試作品を数十万円程度の安価な3Dプリンタの導入によって自社製作に切り替え、時間短縮、コスト削減、試行錯誤による精度向上によって成約率アップを成し遂げている企業も出現しています。また設計事務所では建築模型を手軽に素早く制作する手段として利用しています。

今回はそうした企業での利用例の一端をご披露できればと考えています。
詳細、並びに申し込みは下記から

https://3dpoku.wordpress.com/

なお、電話での問合せ・申し込みは、
(株)夢づくり沖縄 新井(080-2750-0367)  まで。

3Dプリンター実務利用展示会
沖縄最大級の3Dプリンター展示・講演
http://3dpoku.wordpress.com

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Globeの試用版(一ヶ月)を触ってみた。
目的は、3Dプリンタ用のSTLデータをどこまで吐き出せるか? 建築模型として利用できるか? という点に絞って使ってみた。
そもそもなぜGLOBEかというと、GLOBEは建築専用CADには珍しく月額わずか1万円のサービス料金で利用できるから。これだけ安くて、高機能なので、確実に今後の主流になると思う。

試用版とはいえ製品版と同様にほぼ全ての機能が使える。もともと建築3D-CADはMS-DOSの時代から前職で販売に携わていたので、ある程度は使える。とはいえGLOBEは初めて触るので、マニュアルと格闘しつつ仕事の合間を見ながら一週間程度で何とか模型に必要なところまでデータを入力(入力だけなら慣れると1日もあればできそう)。
STLデータを書き出して3Dプリンタで出力してみた。

結論からいうと、出力は階高ごととか各レイヤーごととかでできる。若干エラーがでるがNetfabbで修復可能。十分3Dプリンタで利用できると思われる。(10日程度触った段階での感想ですが。)

 

  • 下記は今回入力したGlobe画面の一部

GLOBE画面

  • 下記は出力した建築模型。
    3Dプリンタjは卓上型FDM(FlashforgeのDreamer)。フィラメントは単色(白)。
    色づけは、間取り図、立面図をのりで張り付けて作成。GLOBEは尺通りにインクジェットカラープリンタで印刷できる。図は1/100模型。

 


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  • 立面図を張る前は下記のようなイメージ

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1F平面図南立面

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最近評判のライノセラス5でIphone6S用のケースをつくってみました。初めてなので、DMMのチュートリアルを見ながらの作成です。

  • DMMのチュートリアル動画はこちら ↓http://make.dmm.com/print/howtomake/cad/rhinoceros/;jsessionid=D765EF5CB741C4709F7EB7B14B203FE7.web01
  • Rhinoseroce5の3ヶ月試用版はこちらからダウンロードできます。 ↓http://www.rhino3d.co.jp/product/Rhino50/download.html

ライノセラスは機能が豊富でコマンドも多く(約800種類とか)全てを覚えるのはかなり大変です。
しかし、いつも使う機能はそれほど多くもなく、また、ヘルプも日本語で、アニメーション動画もあり、要領を覚えれば便利そうです。DMMのチュートリアルを見ているだけでも便利さは実感できす。とくに繰り返しコマンドはリターンキーかマウスの右ボタンを押すだけで良いし、各コマンドのパラメーターもコマンドライン上に票っ辞されるので便利です。

 

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Rhinoserace5(3ヶ月試用版)を利用してボタンを作成してみました。

ABSフィラメント、径12mm。糸を括り部分が出っ張った学生服ボタン風の3ボタン。そのままでは普通のボタンと何が違うの? ということになりますが、素材を変えるか、飾り付けるかするとおもしろいかもしれません。DMMでGOLDとかプラチナで印刷すると、高価な一品もののボタンが作れそうですね!(^^)!

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IT津梁まつりは、豊見城市民体育館で2日間の開催(2016/1/22-23)。多くの高校生、親子連れで大盛況でした。
弊社もブース展示を行いました。また、3Dプリンタ沖縄ユーザー会では、ミニカーづくりなどの体験コーナーが催され、人気を博していました。
3Dプリンタを実物で見るのは初めてと言う方が殆んどで、まだまだ啓蒙活動の必要性を感じました。
今回の特徴は、模型作りや粘土細工、建築設計など、何らかのモノづくりに関わっている方々が、そろそろ購入を考え始めている、ということを肌で感じたことです。10から20万円クラスの卓上型3Dプリンタを、手頃な値段と感じ始めている方が多数いました。
作りたい物の具体的なイメージもお持ちでした。
まだまだ一般には遠い存在の3Dプリンタですが、製造、デザインなどの世界では、今年が沖縄での3Dプリンタ元年なのかもしれません。

(展示下プリンタは、Flashforge社のDreamer(最上段)とBONSAILABのBS01です。両機種とも当社で指導メンテナンス付きで販売しております。)

■お問い合せは、下記まで
http://www.d-okinawa.jp/contact/

 

(下の写真は、3Dプリンタ沖縄ユーザー会の体験コーナーの様子です)
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11/28 3Dプリンタセミナー【報告】

11/28 3Dプリンタセミナー【報告】

私が副会長を務める3Dプリンタユーザー会の初のセミナーです。

「3Dプリンタと沖縄の未来」

主催:おきふぁ部スペース(3Dプリンター沖縄ユーザー会、NPO法人沖縄地域人財活性)
後援:ITコーディネータ沖縄、沖縄県中小企業家同友会情報部会「eおきなわ」
日時:2015年11月28日 14:00~16:30
場所: なは市民協働プラザ2F(旧那覇市銘苅庁舎)
〒900-0004那覇市銘苅2丁目3番1号

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【講演】

  • (1)『夢をかたちにしてみよう—21世紀を生きる私たちのDIY—』
    玉盛順一朗(たまもりじゅんいちろう) 氏
    工業デザイン・情報デザインの経験を活かし、主にアニメーション産業にて活動中。人と乗り物・機械との関わりを意識したメカニックデザイン、作画監修を行う。
    代表作・参加作品:宇宙戦艦ヤマト2199、ヤマハ発動機短編アニメマスター・オブ・トルク、翠星のガルガンティア、スペース・ダンディ他
  • (2)『3Dプリンタと最新IoTによる沖縄独自商品の開発と海外に向けた展開』
    武田政樹(たけだまさき) 氏
    (株)インタラクティブラボラトリー代表、(株)インタラクティブラボラトリー沖縄
    会長。
    川崎市とうるま市いちゅい具志川じんぶん館にて、システム、ソフトウェアアプリ開発、ICT、IoT開発を行う。沖縄でも屈指のIoT開発技術を持つ。
  • (3)『キャズムを超える3Dプリンター』
    牧山文彦(まきやまふみひこ) 氏
    3Dプリンター沖縄ユーザー会、おきふぁ部スペース主宰。サイテクカレッジ那覇情報システム科専任講師、国際大学GLOCOM客員研究員。
    3年前から、沖縄で3Dプリンターの交流グループである「おきふぁ部」をFaceBookにて始める。現在県内で3Dプリンターの普及活動を行い8月には3Dプリンター工房「おきふぁ部スペース」をオープンした。

※講演会後、おきふぁ部スペースにて3Dプリンターの見学相談会開催。


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【ご報告】おきふぁ部スペースセミナー「3Dプリンターと沖縄の未来」は、40名近い参加者で盛会のうちに終了いたしました。

玉盛氏からは、デザイナーの立場で3Dプリンタ造形のコツ、デザインの考え方などが語られました。
玉盛氏の講演後に、マニア垂涎の「玉盛氏のサイン付きのヤマト2199冊子」争奪じゃんけん大会となり、うれしいプレゼントとなりました!(^^)!

武田氏からは、3Dプリンタを使ったシーサー型のクッキーカッター制作などの実践事例から、お土産品などの県内での内製化、3Dプリンタを活用した展望などが語られました。

最後に、3Dプリンタユーザー会の会長である牧山氏から、3Dプリンタ市場のライフサイクルにのっとった普及のあり方についての提言がありました。

  1. 現在は家庭用3Dプリンタの成長期は終わり、次の安定期までの間の衰退期にある。
  2. いわゆるンマニア層への浸透は終了し、一時のブームは終わった。マニア層は、自分でプリンタを組み立てたり3D-CADも使いこなし、自分で一からモノを作り出すスキルを持ったプロ、セミプロ層であり、いわゆるDIYを趣味としてたしなむ層である。
  3. 現在は、一部のマニア層のための利用から、新たな利用形態が求められる。
  4. 3Dプリンタが今後普及していくためには、上記マニア層から新たな層への展開が必要である。
  5. そこで注目されるキーワードが、「マスカスアマイゼーション」や「CIY」。
  6. マスカスタマイゼーションは、オリジナル製品を一から作るのではなく、半製品を手軽にユーザーがカスタマイズできる製法のことで、貴金属等のWEBサイトを中心にユーザーが広がっている。お客様が好みのデザインや金属の種類、ネーム等を、画面上で簡単に入力することができ、そのまま購入、あるいは3Dデータのダウンロードを行うことができる。
  7. こうした製造方法は様々な業界に広がりを見せ始め、オリジナルの3Dプリンタ・シューズ、インソール、眼鏡などが実用化されており、今後は、3Dプリンタ電気自動車やファッション等に普及する見込み。
  8. CIYは「Create it yourself」の略で、DIYがスクラッチ(一から)のモノづくりを意味するのに対し、独自の差別化、ちょっとした工夫やカスタマイズを指す概念で、これなら、3D-CADを一から覚えて操作する必要もなく、手軽にモノづくりに参加できるとして、これからのトレンドとされている。
  9. 3Dプリンタが今後、壁(キャズムという)を超えて普及するためには上記のような展開が必要になると提案されました。

来年1月22~23日に行われる「IT津梁まつり2016」では3Dプリンタユーザー会もミニカーづくりのワークショップを開催します。是非ご参加ください。
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(全ての画像はクリックで拡大します。)

おきふぁ部スペースセミナー最終

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「満員御礼! ドローンセミナー!」 1月22,23日 IT津梁まつりに続く

図4

私が所属するITコーディネータ沖縄と沖縄県中小企業家同友会情報部会「eおきなわ」の共催でドローンセミナーが開催されました。ドローンと3DプリンタはどちらもIoTの代名詞として時代の先端を行くIT技術であり、多くの共通項を持ちます。下記は、同友会に投稿した記事ですが、こちらにも掲載します。

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11月18日、「Drone is IT ドローンの可能性 IT産業・農業・観光への活用」と題して、セミナーとデモフライトが開催されました。参加は80名(那覇市IT創造館)。満席のため、早々にお申し込みをお断りさせていただくほどの人気でした。(お申込みしながらご参加頂けなかった方、大変申し訳ありません。2016年1月22日23日のIT津梁まつりhttp://www.it-matsuri.net/ ではたっぷり2日間のセミナーとデモフライトがあります。ぜひお越し下さい!)

主催:沖縄県中小企業家同友会情報関連部会「eおきなわ」、ITコーディネータ沖縄 協賛:3Dプリンタ沖縄ユーザー会、JAZUG沖縄 後援:沖縄県、公益財団法人沖縄県産業振興公社、公益社団法人沖縄県工業連合会、一般社団法人沖縄県専修学校各種学校協会

図1講師は、西脇資哲(もとあき)氏(日本マイクロソフト株式会社 業務執行役員・エバンジェリスト)。西脇氏はプレゼンの天才とも評され年間の公演回数が200回を超える超人気の国内屈指のITエバンジェリストです。「プレゼンは目線で決まる」「エバンジェリスト養成講座-究極のプレゼンパック100」などの著書も執筆されています。
セミナーは西脇氏の軽快で躍動感のあるスピーチで始まりました。 ドローンのビジネス活用についての後援概要は以下の通りです。

  • 12月から施行された航空法にも触れ、安全な使い方やマナーを基本とすることがドローンの活用を促す。
  • 各メーカーごとのドローンの性能や用途の違い。入門用だと10万円前後で購入できる。
  • 農業用途では、赤外線カメラをつけて、農場などの「植生指数」から植物の生育状況を画面で確認できる。(このエリアは収穫できる、ここは生育が悪いなどが一目でわかる)
  • 海難事故対策では、ドローンに浮き輪をつけておぼれかけた人を助ける。(浮き輪は3つつけるとほぼ確実にピンポイントで届けられるなど)
  • 火事の時にも、消防車がいけないところにドローンを飛ばして場所を確認する。
  • ドローンの観光利用(ドローンレースや観光地の撮影など)
  • ドローンによる3次元図面作成。マッターホルンの事例。今後の測量への応用など。

講演終了後は、新都心公園でのドローンのデモフライト体験。操作はとても簡単。すぐに飛ばすことができました。童心に戻る瞬間でした!(^^)!

下記のYOUTUBEに講演の概要があります。(スマホの撮影なので画質が悪いのはご了承下さい。)

■ドローンの産業利用の可能性 (様々な可能性があります)
https://youtu.be/j6BnR72-wp8
■ドローンによる3Dスキャン(今後、測量などにどしどし応用されそうです。)
https://youtu.be/zejntALymAY
■ドローンセミナー中のホバリング
(操作はスマホでできます。手を放すとその場所でホバリングしています。)
https://youtu.be/0YI4BYE26Gg

■ドローンデモフライト体験
(見辛くて恐縮ですが雰囲気が伝わればと。操作はとても簡単です。)
https://youtu.be/rHDskfkGcGM

レポート・㈱夢づくり沖縄 新井良直(ITコーディネータ沖縄代表理事)

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弊社にもこういう問いあわせは時々ありますね!(^^)!
対応できるものとできないものがありますが....

http://ah3dprintshop.com/786

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